発行日 2013年11月1日
Published Date 2013/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2014063374
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症例は59歳男性で、咳嗽および労作時呼吸困難を主訴に、近医にて抗菌薬、鎮咳薬を処方されるも改善せず、体重増加、腹部膨満、下腿浮腫が出現し、当科紹介となった。精査の結果、収縮性心膜炎の診断で心外膜格子状切開術を行い、病理組織学的にIgG4関連収縮性心膜炎と診断された。術後、咳嗽や呼吸困難は消失し、術後30日目に軽快退院となった。
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