転移性肺腫瘍の外科治療
大腸癌肺転移切除術後断端再発例に関する検討
金井 義彦
1
,
光田 清佳
,
中野 智之
,
遠藤 哲哉
,
手塚 康裕
,
齊藤 紀子
,
大谷 真一
,
坪地 宏嘉
,
山本 真一
,
手塚 憲志
,
長谷川 剛
,
遠藤 俊輔
1自治医科大学 呼吸器外科
キーワード:
開胸術
,
危険因子
,
再手術
,
腫瘍再発
,
大腸腫瘍
,
肺腫瘍
,
肺切除
,
ビデオ下胸腔鏡手術
,
腫瘍量
Keyword:
Lung Neoplasms
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Risk Factors
,
Pneumonectomy
,
Reoperation
,
Thoracotomy
,
Colorectal Neoplasms
,
Thoracic Surgery, Video-Assisted
,
Tumor Burden
pp.284-287
発行日 2013年4月1日
Published Date 2013/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2013219793
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著者らが手術を行った大腸癌肺転移例をもとに、特に肺部分切除後の断端再発に関する危険因子を検討した。その結果、肺部分切除例は区域切除や肺葉切除例と比較して有意に断端再発が認められ、大腸癌肺転移に対する肺部分切除術は断端再発の有意な危険因子であることが確認された。尚、肺部分切除例62術式(67病変)の検討では腫瘍径>10mmの病変、depth値>14mmの病変で有意に断端再発が認められた。
©Nankodo Co., Ltd., 2013