発行日 2013年3月1日
Published Date 2013/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2013179915
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症例は55歳男性で、2009年の胸部CTにて左上葉に10cm大のスリガラス状陰影を指摘され経過観察となった。2011年3月の胸部CTにて同病変は13mm大に拡大し、胸腔鏡所見より右肺上葉と鏡面構造を呈した左上区に発生した肺癌と診断し、左上区切除を行った。病理組織学的に病期IA期の肺腺癌と診断され、術後14ヵ月の現在、再発・転移はみられず、良好に経過している。
©Nankodo Co., Ltd., 2013