発行日 2012年11月1日
Published Date 2012/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2013095083
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2004年5月~2010年4月までに従来のCABGを行った症例28例(C群)とOPCABを行った症例92例(O群)を対象に、周術期成績について後向きに検討を行った。術式の選択は、OPCABでバイパス吻合が困難な症例には従来のCABGとした。その結果、O群は手術時間が有意に短く、輸血回避率が高く、カテコラミン使用期間が短かった。しかし、術後早期のCRPは有意に高く、術後心房細動(Af)発生頻度は低い傾向であったがC群と有意差はなかった。
©Nankodo Co., Ltd., 2012