発行日 2007年9月1日
Published Date 2007/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2008008069
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症例1(47歳男)。CT肺癌検診にて右S3に1.3cmのスリガラス陰影を認めた。原発性肺癌が疑われ、cT1N0M0の診断のもと、手術が行なわれた。右上葉切除および第2a群リンパ節郭清(ND2a)を施行したところ、術後21日目に退院となった。現在術後2年を経過するが、再発は認められていない。症例2(68歳女)。CT肺癌検診にて右S6に1.0cmのスリガラス陰影を認めた。第5肋間に小開胸し、腫瘍を検索したが同定できなかった。そのため術前同意のもとに右S6区域切除が施行され、術後25日目に退院となった。現在、術後11ヵ月が経過しているが、再発は認められていない。
©Nankodo Co., Ltd., 2007