発行日 2005年12月1日
Published Date 2005/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2006102458
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19歳女.約10ヵ月前の検診で胸部X線上の異常陰影を指摘されたが放置していたところ,乾性咳嗽が出現した.画像検査により血流が豊富な肺良性腫瘍が考えられたが,悪性疾患も否定できず,腫瘤摘出術を施行した.病理組織学的診断は硝子血管型のCastleman病で,リンパ濾胞の増生とリンパ球の規則的な同心円上の層状配列を認めた.術後4年経過現在,再発なく経過良好である
©Nankodo Co., Ltd., 2005