特集 ゲノム編集革命:遺伝子改変はZFN・TALEN・CRISPR/Cas三強時代へ
ZFN/TALENを用いたコオロギの遺伝子ノックアウト
渡辺 崇人
1
,
三戸 太郎
,
野地 澄晴
1徳島大学 大学院ソシオテクノサイエンス研究部
キーワード:
亜鉛フィンガー
,
変異誘発
,
遺伝子改変動物
,
表現型
,
コオロギ科
,
Green Fluorescent Proteins
,
Laccase
,
遺伝子ノックアウト技術
,
Nuclease
,
人工酵素
Keyword:
Gryllidae
,
Phenotype
,
Zinc Fingers
,
Mutagenesis
,
Animals, Genetically Modified
,
Laccase
,
Green Fluorescent Proteins
,
Gene Knockout Techniques
pp.543-549
発行日 2013年4月22日
Published Date 2013/4/22
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フタホシコオロギは,発生・再生研究における新たなモデル昆虫として注目されている.コオロギではRNAiやトランスジェニック技術が利用可能であるが,ノックアウトやノックインの技術は導入されていない.そこで筆者らは人工ヌクレアーゼに着目し,コオロギにおいて標的遺伝子のノックアウトに成功したので紹介する.さらにSURVEYORヌクレアーゼを用いて表現型非依存的に変異体を選別する方法を構築したが,この方法はその他の生物でも有効な手法であると考えられる.
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