ここが知りたい!
「進展経路からアプローチする頭頸部癌の画像診断」
久野 博文
1
,
冨田 隼人
2
,
檜山 貴志
3
1国立がん研究センター東病院放射線診断科
2聖マリアンナ医科大学放射線医学講座
3国立がん研究センター東病院放射線診断科
pp.1608-1610
発行日 2019年11月25日
Published Date 2019/11/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000001441
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Q1頭頸部癌の検査(特に初回精査目的)の段階で,造影CTとMRIは必ず両方必要でしょうか? 造影CTである程度評価して,CTのみでは難しい場合やより詳細な評価が必要な場合にMRIを追加するのでしょうか?MRIで評価する場合は,ある程度薄い画像でS/Nにも配慮してスキャンする必要があると思いますが,やはりCTを先に撮って,それをみて特に必要なところを重点的にMRI追加するのがよろしいでしょうか?また,MRIルーチン検査などをどのように設定されているか教えてください.
Q2CTを読影する際に,喉頭癌の下咽頭進展なのか,下咽頭癌の喉頭進展なのか,判断できないことが多々あるのですが,鑑別点はありますか? また,耳鼻科からの依頼票やカルテをみると,そのどちらかを迷っていることはあまりなさそうなのですが,ファイバーでは容易に鑑別できるのでしょうか?
Q3画像診断7月号p.900に舌の脱神経所見について「急性期:CTで低吸収,STIR像で高信号,造影効果+」とありますが,どのような変化をみているのでしょうか? また,急性期とはおよそどのくらいの期間でしょうか?
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