特集 知っておきたい泌尿器画像診断─新たな動向も含めて─
腎癌の治療におけるアブレーションの現状−凍結治療を中心に−
平木 隆夫
1
,
生口 俊浩
1
,
藤原 寛康
1
,
松井 裕輔
1
,
金澤 右
1
,
荒木 元朗
2
,
和田 耕一郎
2
,
郷原 英夫
3
1岡山大学医学部放射線科
2同泌尿器科
3岡山大学病院医療情報部
キーワード:
腎癌
,
凍結治療
,
ラジオ波治療
Keyword:
腎癌
,
凍結治療
,
ラジオ波治療
pp.1452-1460
発行日 2017年11月25日
Published Date 2017/11/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000000183
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腎癌患者は増加傾向にある.初期の腎癌の標準治療は外科手術であるが,適応とならないことも多い.RFAや凍結治療などのアブレーションは,低侵襲で局所効果が高い優れた治療である.高齢患者や併存疾患,腎機能不良などにより手術が不適応な症例,手術を希望しない症例,遺伝性腎癌や腎癌の手術後の再発などに良い適応である.
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