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特集1 「日本老年看護学会第24回学術集会」
シンポジウム 多職種との対話から老年看護実践の可能性を探る
リハビリテーション専門職の活用方法
Cooperation and the Role of the Nurse in Rehabilitation
福田 卓民
1
Takumi Fukuda
1
1医療法人社団慶成会青梅慶友病院
1Oume Keiyu Hospital
pp.35-38
発行日 2020年1月31日
Published Date 2020/1/31
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
Ⅰ.はじめに
「多職種との対話から老年看護実践の可能性を探る」というテーマの下,リハビリテーション(以下,リハ)専門職として,看護職の人々の前で話す機会をいただいたので,まずは実際の現場で起きていることを眺め,過去にあったことを振り返ることとした.看護職との関係については,連携が円滑になるよう,自分たちなりに意識してきたつもりではあったが,一方で課題があることも感じていたからである.
今回は,これまで体験・経験したことを中心にまとめ,看護職との連携がより深まることを期待して,講演のタイトルを“活用方法”とした.ただし,ここで述べる内容は,個人的な出来事とその周辺の話が中心であるため,他の病院や施設,在宅などで行われていることにあてはまらないものが多く,全国で活躍するリハ専門職のすべての状況を示すものではないことをあらかじめご了承いただきたい.また,勤務先である青梅慶友病院が超高齢者を対象とした療養病床であることから,活動性が低い高齢者の例を多用していることもご理解いただきたく思う.
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