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特別寄稿:第13回学術集会から 交流集会より
超高齢者ケアの展開─“拘縮対策”から“寝姿の美しさ”へ
Enhancing the Aesthetic Environment for the Old Old: From Dealing with Articular Contractures to Sleeping Beauty
桑田 美代子
1
,
塩塚 優子
1
,
後 智子
1
,
高橋 久美
1
,
四垂 美保
1
,
大越 栄子
1
,
浅見 真美子
1
,
福田 卓民
1
,
石亀 智洋
1
,
阿部 裕一
1
,
吉際 俊明
1
,
宿野 真嗣
1
,
湯浅 美千代
2
1青梅慶友病院
2順天堂大学医療看護学部
pp.72-75
発行日 2010年1月15日
Published Date 2010/1/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
はじめに
われわれが勤務する青梅慶友病院(以下,当院)はベッド数736床,入院患者の平均年齢87.6歳,約8割が認知症を有し,9割が死亡退院する“終の棲家”の役割を担う療養病床である(表1,表2).“豊かな最晩年の創造”を目標に多職種とともにチームで検討しながらケア改革を行ってきた(桑田,2006,2008).
その取り組みの一つに2007年から行っている「拘縮予防対策プロジェクト─ケアに活かそう!拘縮対策」がある.この取り組みの考え方と展開方法を多くの看護師に知ってもらい意見交換をすることは,超高齢者のためのケア技術の発展につながると考えた.そこで日本老年看護学会第13回学術集会において,この拘縮予防対策の実際を紹介し,当院の看護師,理学療法士(以下,PT),作業療法士(以下,OT)の協力のもとに参加者に実技を体験してもらう交流集会を企画,実施した(表3).本稿ではその交流集会の内容と参加者の意見を紹介する.
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