第6回日本看護医療学会学術集会 シンポジウム
高度先進医療と看護の役割
救急医療にかかわる看護師の立場から
坂田 久美子
1
1愛知医科大学附属病院高度救命救急センター
pp.70
発行日 2004年12月25日
Published Date 2004/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7009200234
- 有料閲覧
- 文献概要
1.救急看護について
救急看護領域では、日常の初療における緊急度・重症度の判断、フィジカルアセスメント、緊急性の高い病態把握とケア、患者・家族への精神的な援助によって、一次から三次救急患者に対応でき、院内のみならずプレホスピタルでの活動、コメディカルとの連携・協働が必要である。全体の調整役も担うため高度医療に関する十分な知識が必要であり、適切な対応が求められる。救急看護師は、患者の発症・受傷時から社会復帰までを見据えた幅広い看護を行え、あらゆる場面で必要なケアを臨機応変に計画し、実践できることが求められる。
Copyright © 2004, Japan Society of Nursing and Health Care All rights reserved.