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資料
わが国における過去10年間の看護学教育研究の動向─過去の研究によって提示された看護学教育研究の問題点や課題の変化
Trends in Japanese Nursing Education Research during the Last Ten Years
小塩 泰代
1
,
小笠原 ゆかり
2
,
世古 美恵子
3
,
河津 芳子
4
Yasuyo OJIO
1
,
Yukari OGASAWARA
2
,
Mieko SEKO
3
,
Yoshiko KAWATSU
4
1柊訪問看護ステーション
2四日市看護医療大学
3東三河看護専門学校
4名古屋大学医学部保健学科
1Hiiragi Visiting Nursing Station
2Yokkaichi Nursing and Medical Care University
3Higashi-Mikawa Nursing College
4Nagoya University School of Health Sciences
キーワード:
看護学教育研究
,
研究動向
,
Nursing Education Research
,
Research Trends
Keyword:
看護学教育研究
,
研究動向
,
Nursing Education Research
,
Research Trends
pp.51-57
発行日 2007年12月30日
Published Date 2007/12/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7009200014
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Ⅰ.緒言
過去の看護研究から今後の研究活動の方向性への示唆を得ようとする取り組みは、これまでに数多く行われてきている(森,1969;林,平山,1971;高橋,熊井田,石川 他,1971;中西,1978;飯田,梅崎,小野 他,1999;川口,小西,山口 他,2000)。
そのうち看護学教育研究に絞った研究には、米国の看護学教育に関する博士論文の傾向を分析し日本の看護学教育研究の動向と比較検討した研究(舟島,安齋,1993;舟島,安齋,中谷,1994;安齋,舟島,杉森,1995)、教育管理学会の過去3年間の概況およびその傾向を分析したもの(竹田,飯田,1977)、米国の博士論文に見る看護学教育の組織運営に関する研究のように特定の領域に関する研究動向を見たもの(岩波,野本,杉森,1997)、「日本看護学教育学会」学術集会講演集の経年的分析によって看護学教育研究の傾向と特徴を詳細にみたもの(川口,田島,石井 他,2006)があり、それぞれ現状の問題や今後の課題を挙げている。
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