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緊急レポート
令和元年度台風第19号 日本災害看護学会の動き−理事長からのメッセージ−
Typhoon Hagibis Activities of the Japan Society of Disaster Nursing: Message from the President
酒井 明子
1
Akiko Sakai
1
1一般社団法人日本災害看護学会
pp.108-109
発行日 2019年12月31日
Published Date 2019/12/31
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200517
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このたびの令和元年度台風第19号により、お亡くなりになられた方々には心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様には謹んでお見舞い申し上げます。
台風第19号は、非常に勢力の強い大型の台風で、暴風域は日本全体を覆うほど広範囲でした。10月12日15時30分に群馬、埼玉、東京、神奈川、山梨、長野、静岡の1都6県に大雨特別警報が発表され、20時には、茨城、栃木、新潟、福島、宮城に大雨特別警報が発表されました。広い範囲で大雨になり、中小河川のみならず大きな河川でも水位が上昇し、各地で避難勧告・避難指示が発令されました。状況は刻々と変化していき、各地で冠水・越水、切迫した決断が迫られる緊急放流がなされました。翌朝の報道をみるまでもなく、被害の甚大さが予測できるほどでした。13日朝、副理事長、ネットワーク委員長と先遣隊派遣の活動調整を行い、先遣隊を千葉・宮城・福島・長野に派遣することを決定しました。特に千葉は台風15号に引き続き、2度甚大な災害に遭遇し、更に竜巻発生、地震発生、水害発生したにも関わらず報道が少ない地域でした。派遣調整の詳細については、ネットワーク委員長からのレポートでご覧ください。
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