発行日 2010年5月15日
Published Date 2010/5/15
- 販売していません
- 文献概要
はじめに
野口美和子初代理事長の退任を受けて,私がこの任についたのは2002年4月です.それから8年.初代から受け継いだ有形無形の学会資産を守り発展させるという重責からようやく解放されるときがきました.学会は設立から14年目に入ります.この間の2代にわたる理事長の仕事は,これからの学会の飛翔に備えてきた期間でした.この時間をとりあえず「開花期」と呼んでおきます.開花期の前半(1996〜2002年3月)は,学会の組織づくりに懸命に取り組みました.このパワーをストックに後半(2002〜2010年3月)は,組織の安定的な拡充に努めてきた時期でした.15周年を迎える今年度から学会は,いよいよ成長期に入ったといっていいようにと思えます.
ここでは,私が理事長の任にあった開花期後半に刻んできた時々の理事会の活動をふり返り,学会の今後の発展に希望を託しつつ,退任の挨拶とさせていただこうと思います.
Copyright © 2010, Japan Academy of Gerontological Nursing All rights reserved.