Japanese
English
巻頭言
世界災害看護学会理事長を終えるにあたり
Appreciation to support on finishing Chairperson of World Society of Disaster Nursing
山本 あい子
1,2
Aiko Yamamoto
1,2
1前世界災害看護学会
2日本災害看護学会
pp.1-2
発行日 2019年5月31日
Published Date 2019/5/31
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200501
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
日本災害看護学会員の皆様のお手元に本号が届く頃には、日本は梅雨を迎えている頃かもしれません。平素より、日本災害看護学会の活動に対するご理解、ご協力、ご支援を賜りありがとうございます。
ご存知のように日本災害看護学会は、昨年2018年に20年を迎えました。この間に沢山の活動を行ってきていますが、世界災害看護学会(World Society of Disaster Nursing: WSDN)の設立ならびに運営も、その一つです。WSDNの設立に向けては、日本災害看護学会が中心となり(国際活動委員会が実務を担当)、世界の看護系学会に参加を呼びかけた結果、日本を含む9か国、計37組織が設立組織として名乗りを上げ、2008年の設立となっています。会員管理の煩雑さを避けるため、会員は組織会員のみとし(個人会員はいません)、各会員組織は1名の理事を選出し、この方々が理事会構成員となって学会運営にあたっています。日本災害看護学会もWSDNの会員学会であり、発足当時の理事会で(南裕子理事長)、WSDN理事長を本学会から推薦し、事務局機能も果たすことを英断されました。当時、私は国際活動委員長を務め、WSDN設立に関わっていたこともあり、日本災害看護学会の推薦を受けてWSDN理事長となり、以来10年間にわたり務めさせて頂きました。第2代理事長は、韓国中央大学赤十字看護学部の李玉哲先生が担われます。
Copyright © 2019, Japan Society of Disaster Nursing All rights reserved.