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【特集】 東日本大震災
日本災害看護学会の動き─理事長からのメッセージ
Activities of the Japan Society of Disaster Nursing : Message from the President
山田 覚
1
1日本災害看護学会
pp.6-7
発行日 2011年5月31日
Published Date 2011/5/31
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200098
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このたびの東日本大震災により、お亡くなりになられた方々には心よりお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様には謹んでお見舞いを申し上げます。
会員の皆様もご存知の通り、日本災害看護学会は、阪神・淡路大震災を契機に発足した学会です。その後これまでの間、国内では多くの災害が発生していますが、阪神・淡路大震災の経験をベースに、種々の準備をして来た我々の想定をはるかに超える大災害となりました。そして、それが今もなお、継続しています。日本災害看護学会は、この未曾有の災害に対応すべく生まれた学会だと言っても過言ではないと考えています。発災直後に先遣隊を、千葉・茨城方面(一次隊、二次隊)と、宮城・岩手方面(一次隊、二次隊、三次隊)に派遣することを決定しましたが、個々の先遣隊員は、既に互いに連絡を取り合い準備を始めており、種々の災害現場で災害看護の実践を積み重ねて来た皆さんに、ただただ感心するばかりでした。
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