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資料
公衆衛生看護学選択学生の平成30年7月豪雨災害におけるボランティア活動体験からの学び
Learning from the volunteer activity experience of public health nursing students during the heavy rain disaster in July 2018
横溝 珠実
1
,
高尾 茂子
1
Akemi Yokomizo
1
,
Shigeko Takao
1
1吉備国際大学
キーワード:
災害ボランティア
,
公衆衛生看護学生
,
豪雨災害
,
disaster volunteer
,
public health nursing student
,
heavy rain disaster
Keyword:
災害ボランティア
,
公衆衛生看護学生
,
豪雨災害
,
disaster volunteer
,
public health nursing student
,
heavy rain disaster
pp.42-52
発行日 2021年12月31日
Published Date 2021/12/31
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200571
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抄録
【目的】公衆衛生看護学生の災害ボランティア活動体験からの学びを分析し,災害支援活動に関する効果的な公衆衛生看護教育のあり方の示唆を得る.
【方法】対象者はA大学公衆衛生看護学選択学生24名で災害ボランティア活動体験後の学びレポートを分析した.データは質的帰納的分析を行った.
【結果】学生は災害ボランティア活動を通して,被災地の現状を水害の被害の実態や被災者の心情などから理解していた.また,被災者の持つ力として,前を向く力や周囲を元気づける力などがあることを知り,自分にできる災害支援や災害ボランティア活動の意義を考えていた.
【結論】被災地の現状や被災者の持つ力を知り,問題解決を住民自らの力で行うために,公衆衛生看護の視点から何ができるのかを考える機会となった.今回のボランティア活動から得られた学びを災害時のイメージとして基礎的な学びに変え,公衆衛生看護の視点に立った活動の振り返りを継続して行うことにより,経験知として生かす教育の必要性が示唆された.
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