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【緊急レポート】
東海集中豪雨の初動調査報告
The Early Assessment of the Autual Flood Disaster in Tokai
酒井 明子
1,2
Akiko Sakai
1,2
1日本災害看護学会実働部
2福井医科大学医学部看護学科
pp.66-74
発行日 2001年3月30日
Published Date 2001/3/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200395
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はじめに
2000年9月11日午後から夜にかけて、東海地方は大型で非常に強い台風と秋雨前線の影響を受けて各地で激しい雨が降り続いた。この記録的な集中豪雨により、新川堤防が決壊し、西枇杷島町などが泥水の海と化した。この一瞬の出来事により、床上・床下浸水、交通麻痺、自家発電機やライフラインの寸断など、住民は大きな被害を受けた。
そこで、災害が及ぼす生命や健康生活への被害を極力少なくし、一人でも多くの人を救命することを目的とする日本災害看護学会実働部として東海集中豪雨の初動調査を行ったので、その結果及び今後の課題を報告する。
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