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【緊急レポート】
九州北部豪雨災害における初動調査報告〜大分県における調査報告〜
Report on a preliminary survey of the North Kyushu flood disaster: Nursing needs assessment and nursing activity in Oita Prefecture
楢橋 明子
1
,
吉川 明美
2
,
宇田 優子
3
Akiko Narahashi
1
,
Akemi Yoshikawa
2
,
Yuko Uda
3
1福岡県立大学
2岡山医療センター附属岡山看護助産学校
3新潟医療福祉大学
pp.38-41
発行日 2013年5月30日
Published Date 2013/5/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200074
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1.はじめに
2012年7月上旬、本州付近に停滞した梅雨前線に向かって南から湿った空気が流れ込み、九州北部では記録的な大雨となった。大分県では、7月12日竹田市で午前の3時間雨量が157ミリと観測史上最多を更新した。長期にわたる降雨で河川が氾濫し、19,540世帯49,231人に避難指示、32,233世帯80,936人に避難勧告が出された。竹田市、日田市、中津市をはじめ広域で被害が発生した。日本災害看護学会ネットワーク活動調査調整部では二度にわたる水害を体験した中津市及び大分県看護協会で初動調査を行った。
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