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【緊急レポート】
九州北部豪雨災害における初動調査報告〜福岡県における調査報告〜
Report on a preliminary survey of the North Kyushu flood disaster: Nursing needs assessment and nursing activity in Fukuoka
岡﨑 敦子
1
,
山口 恵瑞
2
Atsuko Okazaki
1
,
Megumi Yamaguchi
2
1久留米大学病院
2東京都立北療育医療センター
pp.42-45
発行日 2013年5月30日
Published Date 2013/5/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200075
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1.はじめに
2012年7月に発生した九州北部豪雨において、福岡県八女市黒木町では、7月11日から7月14日までの期間降雨量が7月の月降水量平年値の1.7倍を観測した。7月上旬から山間部を中心に降り続いた雨により、山間部では土石流が発生し、平野部では増水した河川(矢部川)が決壊し被害は広範囲に及んだ。
このため日本災害看護学会では、甚大な被害を受けた福岡県北筑後保健福祉環境事務所と福岡県南筑後保健福祉環境事務所に調査を依頼し、協力を得て水害発生から4ヶ月が経過した11月20日に初動調査を行った。
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