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第27回日本看護科学学会学術集会 シンポジウムⅢ
看護研究のエボリューション―看護の技を極める
Evolution of Nursing Research: Studying Practice Arts to Increase Nursing Effectiveness
真田 弘美
1
,
麻原 きよみ
2
,
鎌倉 やよい
3
,
須釜 淳子
4
,
渡邊 千登世
5
,
蔭山 正子
6
,
安齋 由貴子
7
1東京大学
2聖路加看護大学
3愛知県立看護大学看護学部
4金沢大学大学院医学系研究科看護科学領域
5さいたま市立病院
6さいたま市南区役所保健センター
7宮城大学看護学部
pp.87-94
発行日 2008年3月20日
Published Date 2008/3/20
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
近年の医療技術の進歩は目ざましい.これは生命科学研究の蓄積によるものであり,最近では,これら基礎的研究を臨床(地)に応用し,医療消費者に還元するトランスレーショナルリサーチの必要性の認識とその推進への関心が高まっている.トランスレーショナルリサーチは橋渡し研究と訳され,看護学においては,生活の支援を基本として,常に実践現場から研究のニーズを見いだし,将来発展が期待できる可能性のあるシーズ(技術の種)を探求あるいは考案し,実践に還元できる形で検証していくプロセスをたどる.このような看護研究の蓄積とエボリューションが,まさに看護の技を極めていくことになる.
このシンポジウムでは,どのように看護の技を開発するか?そのために必要となる研究者のフィロソフィーとは何か?をテーマに,5人のシンポジストから,ご自身の研究内容とそのプロセスを発表していただいた.
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