第30回日本看護科学学会学術集会 共同フォーラム
看護学の将来を担う次世代のためのFDのあり方
林 優子
1
,
山口 桂子
2
,
正木 治恵
3
,
佐藤 浩章
4
,
小山田 恭子
5
1大阪医科大学
2愛知県立大学
3千葉大学
4愛媛大学
5前 文部科学省高等教育局医学教育課
pp.97-100
発行日 2011年6月20日
Published Date 2011/6/20
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- 参考文献
平成22年度日本看護系大学協議会FD委員会調査報告
――若手看護学教員に求められる資質・能力獲得状況と支援に関する実態およびFD活動の方向性
林 優子(大阪医科大学),山口桂子(愛知県立大学),正木治恵(千葉大学)
日本看護系大学協議会FD委員会
はじめに
大学におけるFD活動が義務づけられ,さまざまな取り組みが行われているが,看護学実習を含む教育実践能力に関するFDの実施については必ずしも十分とは言えない.看護の教育現場では,より多彩な教育実践能力が求められている一方で,若手看護学教員(以下,若手教員とする)の多くは,看護者としての自身の経験が浅いことや,大学における教育経験,臨地実習指導の経験も少ないことなどから,学内外の教育場面において種々の緊張や戸惑いを経験しているものと推察される.そこで本委員会では,若手教員に求められる資質・能力の獲得状況とFDへのニーズの実態を明らかにすることを目的に調査を行った.
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