【DLN事例報告】
2(業務改善)フットケアの業務改善後の評価と課題—リスク分類を導入して
松岡 淳子
1
1社会医療法人明和会中通総合病院
pp.25-28
発行日 2017年4月15日
Published Date 2017/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7003200094
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Ⅰ.はじめに
糖尿病や末梢動脈疾患(以下,peripheral arterial disease; PAD)の合併により,小さな傷から壊疽となり下肢の切断を余儀なくされるケースを経験し,透析室では平成12年からフットケアに取り組んでいる.当初は全透析患者に対して,月1回のフットチェックを行ってきたが,5年前より個々の足病変発症リスクをアセスメントし,フットチェックの頻度を設定し行っている.フットケアの業務改善後の評価を行い,今後の課題を明確にすることができたので報告する.なお,公表にあたっては個人が特定されないよう配慮した.
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