【DLN事例報告】
1(看護実践)足病変を発症した患者の足を救うための取り組み
松岡 淳子
1
1社会医療法人明和会中通総合病院
pp.22-24
発行日 2017年4月15日
Published Date 2017/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7003200093
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Ⅰ.はじめに
透析患者は足病変発症のリスクが高く,切断に至ると多くが要介護となり,生命予後が不良であるといわれている.今回,末梢動脈疾患(以下,peripheral arterial disease; PAD)のある患者が,靴ずれの小さな傷から重症足病変の発症に至ってしまった事例を経験した.患者の大切な足を守るために,看護師や臨床工学技士が中心となり,多職種が連携して取り組んだ内容を報告する.なお,公表にあたっては個人が特定されないよう配慮し,本人の同意を得た.
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