【DLN事例報告】
1.透析室看護師による腎臓病教育指導外来の開設
二上 志帆子
1
1社会医療法人愛仁会
pp.107-108
発行日 2013年11月15日
Published Date 2013/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7003100566
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Ⅰ.はじめに
慢性腎臓病(以下,CKD)の予防・早期発見・治療への期待が高まりつつあるなかで,看護師が果たす役割においても,患者が腎臓病と診断された早期の段階からセルフマネジメントを支援する重要性が高まっている1).診療のなかで医師が患者指導にかけることができる時間は限られており,その補助として看護師が専門性をもって患者指導を行っていくことが必要となる.また,腎代替療法が必要になったときに患者が腎代替療法を理解し,導入後の生活をイメージしながら自ら選択できるように,医師と連携して看護介入を行っていく必要がある.そこで,透析室の看護師がCKD患者へ,透析導入前から導入まで継続的に支援することができるように,腎臓病教育指導外来を開設した.
本事例報告に際して,個人が特定できないよいうに配慮し,施設長の承諾を得た.
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