【DLN事例報告】
DLNの事例報告の掲載にあたって
認定委員会
pp.106
発行日 2013年11月15日
Published Date 2013/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7003100565
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日本腎不全看護学会は,学会認定の資格制度を設けております.これが6学会合同認定透析療法指導看護師(DLN)です.2013年6月現在,会員数は3,790名,DLNは1,017名,DLN更新者が344名となりました.慢性腎臓病(CKD)看護の質向上に向けては,DLNを中心とした看護活動が今後ますます期待されていくと思います.DLN受験やDLN更新にあたっては事例報告を課題としておりますが,看護実践者が提示する事例報告は,多くの情報を満載した実践知であり,埋もれさせてはいけない宝の山だと思っております.また,実践知は看護実践事例の積み重ねのなかで表現され,共有されるものにしなければならないと思います.
そこで今回,編集委員会の協力を得て,特別枠を設けてDLNの事例報告を紹介することに致しました.もちろん,この事例報告は研究としての位置づけにはありませんが,一事例の個別性をとらえ,実践知としてその事象をまとめることが,ひいては事例研究へとつながっていくと期待もしております.会員の皆様には,それぞれの立場で,この「DLNの事例報告」を活用していただければと思います.また,認定委員会といたしましては,この取り組みは継続していく予定です.
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