第5回日本腎不全看護学会・学術集会記録 【ワークショップ:腎不全患者のトータルケア】
3.高齢・要介護者の在宅CAPD療法―ライフスタイルに合った治療選択と看護
吉岡 順子
1
1おがわクリニック
pp.18-19
発行日 2003年4月15日
Published Date 2003/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7003100140
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はじめに
在宅PD療法は原則的にセルフケアで行われる治療法であるが,身体機能の低下や生活環境に問題のある高齢・要介護者の場合は,在宅での治療継続が困難であるうえに,日常生活支援が必要な場合が少なくない.
当院ではこれらの問題に対して個々の病態,残腎機能,腹膜機能,生活状況に応じた“間欠的腹膜透析”を行っている.さらに,当医療法人に所属するヘルパーに対してCAPDの見守りができるように教育・研修を行い,訪問看護と連携して“在宅支援体制の充実”に取り組んでいる.
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