第5回日本腎不全看護学会・学術集会記録 【ワークショップ:腎不全患者のトータルケア】
4.透析現場での臨床工学技術とこれからの透析看護―安定透析を目指す新しいシステム
長尾 尋智
1
1メディカルサテライト岩倉
pp.20-22
発行日 2003年4月15日
Published Date 2003/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7003100141
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はじめに
現在の透析医療では高齢化,糖尿病性腎症例の増加,足病変の増加と,管理に難渋する例も多く,各症例の透析中の管理は複雑化している.透析看護は,これらの患者のデータ分析,指導,透析中の管理など複雑化するモニタリングとの戦いでもあった.この状況のなかで,臨床工学技士もチーム員として看護師と同様に臨床にかかわる必要があると考える.透析期間の長期化で起こりうる合併症を防ぐためにも,技術的サポートがなくては看護が成り立たない.
透析現場の臨床工学技士として取り組んできた当院のシステムを紹介する.
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