Japanese
English
綜説
CAPD療法
Continuous Ambulatory Peritoneal Dialysis
川口 良人
1
,
小路 良
1
,
石田 裕一郎
1
,
藤原 誠治
1
,
北條 敏夫
1
,
中尾 俊之
1
,
笠井 健司
1
,
久保 仁
1
,
宮原 正
1
Yoshindo Kawaguchi
1
1東京慈恵会医科大学第二内科学教室
1Department of Internal Medicine Ⅱ, The Jikei University, School of Medicine
pp.267-279
発行日 1985年4月20日
Published Date 1985/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204012
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Continuous ambulatory peritoneal dialysis(CAPD)は末期腎不全に対する有力な血液浄化法としての地位を確立しつつある1〜4)。
わが国においても1980年代初期に小規模の治験が開始され5),1984年には限られた施設ではあるが健保採用が許可され発展しつつある。CAPDは医療スタッフの支援のもとに患者自身で日常の維持透析を実施するものであり,本法が有効,かつ適正に,合併症もなく行うことができれば,患者自身のリハビリテーション能力の拡大のみならず,腎不全治療にかかわるスタッフをよりリスクの大きい患者に集中させることができ,総合的な腎不全対策という見地からも,そのメリットは大きい。
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