【実践報告】
CAPD療法におけるカテリープテープを使用した出口部ケアの振り返り
嘉陽 多津子
1
,
新城 尚美
1
,
知名 千秋
1
,
新垣 恵子
1
1医療法人仁愛会 浦添総合病院透析療法部
pp.67-71
発行日 1999年10月15日
Published Date 1999/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7003100022
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はじめに
CAPD療法における出口部管理は,治療を継続するうえで重要である.われわれは,1997年8月より出口部ケアにドレッシングフィルムを使用している.田中の提唱したカテリープテープによるフィルム法1)を参考にし,患者が行う出口部ケアでは管理が困難な症例にも使用した.さらに,フィルム法はカテーテル固定にも有効である2)ことから,ダウングロースの予防にも有効であると考えて,カテーテル挿入術後の出口部保護にも使用した.
今回,当院のCAPD患者21人の出口部を評価するとともに,カテリープテープの使用状況を報告する.
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