特集 腹膜透析の展開―生き残りをかけた在宅医療
4.実践編―透析クリニックで行う看護と治療の実際(1)出口部ケア・入浴方法・出口部感染・トンネル感染の予防
笠原 由美子
1
,
森永 裕士
2
1岡山大学病院血液浄化療法部・看護師
2岡山大学学術研究院医歯薬学域慢性腎不全総合治療学
キーワード:
カテーテル関連感染症
,
腹膜炎
,
出口部管理
Keyword:
カテーテル関連感染症
,
腹膜炎
,
出口部管理
pp.975-980
発行日 2023年7月10日
Published Date 2023/7/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000002651
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腹膜透析においてカテーテル関連感染症(出口部感染,皮下トンネル感染)は腹膜炎のおもな原因となる.出口部管理を行う目的はカテーテル関連感染症の回避であり,出口部およびトンネル部の観察・評価と感染症モニタリングの適切な実施のためスコアリングシステムなどを用いて早期対応と情報共有を行い,出口部ケアによる出口部感染の予防に努める.
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