【会長講演】
慢性血液透析患者の危機プロセスへの臨床的看護実践の経験
老久保 和雄
1
1腎友会岩見沢クリニック
pp.19-23
発行日 1999年3月15日
Published Date 1999/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7003100005
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はじめに
看護職は日常,透析患者から攻撃的言動・態度を向けられたり,悲嘆に暮れている患者への対応を求められたりする.また,患者のノンコンプライアンスなど,精神・心理面の問題を浮き彫りにさせ,対策を立ててそれを解決することが求められる.危機プロセスの定義は他に委ねるとして,患者の精神・心理面から発するさまざまな言動や行動に対して,どのように分析しどのように対応するかを,看護の立場で経験として述べる.
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