第17回日本糖尿病教育・看護学会学術集会報告 ●シンポジウム2
看護実践モデルから糖尿病看護の専門性を考える
糖尿病看護認定看護師の実践・教育から考える専門性
森 小律恵
1
Kozue Mori
1
1公益社団法人 日本看護協会 看護研修学校
1Japanese Nursing Association
pp.60-62
発行日 2013年3月15日
Published Date 2013/3/15
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- 文献概要
糖尿病患者が増加し,超高齢化が進む我が国においては,今後ますます糖尿病患者の状況は複雑になり,患者が自分らしく糖尿病とともに生活することを支援することが重要となる.また,すべての発達段階にかかわる糖尿病は,より複雑で糖尿病患者にかかわる看護師への期待は大きいと推測される.とりわけ,糖尿病看護認定看護師は組織横断的に活動を行い,看護の質の向上を目指し推進者としての期待は大きくなると思われる.現在,糖尿病看護認定看護師教育機関は全国5か所となり,糖尿病看護認定看護師は,438名(2012年9月)が登録されており,その多くが臨床の現場で活躍をしている.
私自身の糖尿病看護認定看護師としての臨床経験と,わずかではあるが看護認定看護師教育課程の教育経験の中で,糖尿病看護の専門性について考えてみたい.
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