第5回日本糖尿病教育・看護学会学術集会報告 ●シンポジウム
アクションプランによる患者の自己決定と教育の継続システム
谷川 和代
1
Kazuyo Tanigawa
1
1済生会熊本病院
1Saiseikai Kumamoto Hospital
pp.60-66
発行日 2001年3月15日
Published Date 2001/3/15
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はじめに
患者教育では,患者自身の習慣の見直しについての自己決定が重要な目標の1つとなる.私たちは平成10年4月より,教育入院後の患者自身の自己決定と継続看護のためにアクションプランを導入した.アクションプランとは,患者自身に今までの問題点,これからの目標を設定してもらうもので,患者自身の動機づけを促し,また看護婦もこれを参考にしてアドバイスを行う.
今回,アクションプラン導入後のフォローの状況と患者,看護婦の反応を調査し,今後の方向性について検討した.
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