Japanese
English
◆研究と報告
重度障害者用キーボード代替装置の開発
The Development of a Replacement for the Computer Keyboard for Severely Disabled People
酒井 ひとみ
1
,
佐藤 智恵子
2
,
数藤 康雄
3
,
風間 忠道
2
Hitomi Sakai
1
,
Tieko Satou
2
,
Yasuo Sudou
3
,
Tadamiti Kazama
2
1YMCA米子医療福祉専門学校
2国立療養所東埼玉病院
3国立身体障害者リハビリテーションセンター
1YMCA College of Medical & Human Services in Yonago
2National Higashi Saitama Hospital
3National Rehabilitation Center for the Disabled
キーワード:
コミュニケーションエイド
,
パソコン
,
重度障害者
Keyword:
コミュニケーションエイド
,
パソコン
,
重度障害者
pp.110-115
発行日 1994年5月15日
Published Date 1994/5/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
- サイト内被引用 Cited by
要旨:パーソナル・コンピューターは目覚しい普及を遂げ,障害者にとっても有用な道具として浸透しつつある.我々は,通常のキーボードでは操作が不十分な障害者に対して,2種類の代替装置を開発し,臨床評価を行った.一つは,レーザーを用いた光式入力装置であり,ヘッドコントロールで行う.主にC4の頸髄損傷者が活用できる.もう一つは,モールス信号を利用した符号式入力装置で数個のキーを集める事で,上肢のリーチが無くても操作できる.主に筋ジストロフィー患者が活用できる.利点は,光入力式ではマウスピースと比較して,口腔内のトラブルが無い,首が疲れない,姿勢に関係なく入力出来る事.符号式では疲労の軽減,入力時間の短縮,介護量の減少が挙げられた.
Copyright © 1994, Japanese Association of Occupational Therapists. All rights reserved.