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実践講座 コミュニケーション用機器とソフト
1.肢体不自由児者用コミュニケーション機器―コミュニケーションエイドと操作スイッチ
Augmentative and Alternative Communication Systems for Physically Handicapped: Communication Aids and Control Switches.
伊藤 英一
1
Eiichi Ito
1
1神奈川県総合リハビリテーションセンター
1The Kanagawa Rehabilitation Center
キーワード:
肢体不自由
,
コミュニケーションエイド
,
操作スイッチ
Keyword:
肢体不自由
,
コミュニケーションエイド
,
操作スイッチ
pp.59-62
発行日 1995年1月10日
Published Date 1995/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107779
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はじめに
今日の情報化社会において,ワードプロセッサ(以下,ワープロ)からパーソナルコンピュータ(以下,パソコン)などの“電子文房具”,およびビデオゲームや電動玩具などの“知的玩具”は一般家庭へ急速に普及している.そして操作方法のまったく異なった種々の新しい機器・装置が市販されてきている.そのため重度肢体不自由児者であっても電子応用装置を工夫して利用可能にし,QOLの拡大に役立てられるようになった.
今回と次回の2回にわたり,脳性麻痺,頸髄損傷,神経筋疾患などによる肢体不自由児者が利用可能な電子応用機器として,コミュニケーション機器とパソコン操作方法の概要を解説する.
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