Japanese
English
◆研究と報告
発達障害児に対するホームプログラムの取り組み—母親指導を中心として
A Home Program for a Developmentally Disabled Child : Teaching the Mother
有吉 正則
1
,
上田 任克
1
,
笠原 克巳
1
,
平野 紀子
1
Masanori Ariyoshi
1
,
Tadayoshi Ueda
1
,
Katumi Kasahara
1
,
Noriko Hirano
1
1大阪市更生療育センター
1Osaka City Rehabilitational Training Center
キーワード:
発達障害児
,
ホームプログラム
,
母親指導
Keyword:
発達障害児
,
ホームプログラム
,
母親指導
pp.146-152
発行日 1993年5月15日
Published Date 1993/5/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨:精神発達遅滞,感覚—運動統合不全の診断を受けた8歳2ヵ月の女児にホームプログラムの適用を試みた.本児とそれをとりまく環境要素に関する評価は,治療対象が本児の機能障害に限らず,作業機能へ影響を及ぼしている環境因子にも存在することを示唆した.そこで治療内容を視覚—運動能力の発達の促通,好奇心と探索心を育てる環境を作り出すことへと展開させた.また,治療経過を母親指導の面からとらえ,ホームプログラムが家庭場面へ定着するために必要な要素について考察した.
Copyright © 1993, Japanese Association of Occupational Therapists. All rights reserved.