Japanese
English
◆研究と報告
編み物動作のアプローチ—片手かぎ針編み機の開発
Approach to Activities of Crocheting : Development of a Crocheting Machine Using One Crochet Needle in Patients with Lateral Upper Extremity Disability
宮口 英樹
1
Hideki Miyaguchi
1
1奈良県心身障害者リハビリテーションセンター
1Nara Prefectural Rehabilitation Center
キーワード:
自助具
,
アクティビティー
,
一側上肢機能障害
Keyword:
自助具
,
アクティビティー
,
一側上肢機能障害
pp.153-155
発行日 1993年5月15日
Published Date 1993/5/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨:編み物動作の中でもかぎ針編みは,利き手と非利き手がそれぞれ異なった動きをしながら,両手の協調動作によって行われる.そして,この動作を片手で行おうとすれば,非利き手の持つ多様な動作の代わりとなる機器が必要となる.当センターでは,かぎ針編みの片手編みについて検討し,今まで困難であった編んだ物を固定しながらの編み口の確保について,ローラーを使用することを試み解決した.この『片手かぎ針編み機』は,左右どちらの障害を持つ人にも設定でき,又ローラーの大きさを変えることで,作品の大きさに応じた使用が可能である.今回,この機器の概略についてかぎ針編みの非利き手動作の説明をまじえながら紹介する.
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