Japanese
English
◆研究と報告
健常者における箸使用時の手のかまえと操作のパターン
Patterns for Holding and Harldling Chopsticks with Normal Hands
中田 眞由美
1
,
鎌倉 矩子
1
,
大滝 恭子
1
,
三浦 香織
1
Mayumi Nakada
1
,
Noriko Kamakura
1
,
Kyouko Otaki
1
,
Kaori Miura
1
1東京都立医療技術短期大学
1Tokyo Metropolitan College of Allied Medical Sciences
キーワード:
手のかまえ
,
箸
,
操作パターン
Keyword:
手のかまえ
,
箸
,
操作パターン
pp.137-145
発行日 1993年5月15日
Published Date 1993/5/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
- サイト内被引用 Cited by
要旨:利き手変換その他における箸操作訓練の参考にするため,右利きの健常者26名を対象に箸操作の模擬実験を行い,その時の手のかまえと操作のパターンを分析した.
分析方法は3名の観察者による肉眼での観察とした.開閉に伴う箸の動き(位置関係)を,AV型,準AV型,AI型,X型の4型に分類し,それぞれの型における手のかまえ,接触箇所,手指の動き(操作)について特徴を明らかにした.AV型は全被験者の6割以上で用いられており,伝統的な箸の持ち方に一致する型であった.各々の型における箸の操作上の相違は,5本の指の動きの分離形式の相違に基づくものであることがわかった.
Copyright © 1993, Japanese Association of Occupational Therapists. All rights reserved.