Japanese
English
特集 慢性関節リウマチのリハビリテーション
ホームプログラムの立て方
How to Plan a Home Program in Rheumatoid Arthritis.
鶴見 隆正
1
,
辻下 守弘
1
,
沖田 一彦
1
,
川村 博文
2
Takamasa Tsurumi
1
,
Morihiro Tsujishita
1
,
Kazuhiko Okita
1
,
Hirobumi Kawamura
2
1広島県立保健福祉短期大学理学療法科
2高知医科大学病院リハビリテーション部
1Department of Physical Therapy, Hiroshima Prefectural College of Health and Welfare
2Department of Rehabilitation, Kochi Medical School Hospital
キーワード:
ホームプログラム
,
治療訓練
,
行動科学的アプローチ
Keyword:
ホームプログラム
,
治療訓練
,
行動科学的アプローチ
pp.615-620
発行日 1997年7月10日
Published Date 1997/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108418
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はじめに
慢性関節リウマチ(以下,RA)は多発性の関節炎症を主症状とする全身性疾患で,徐々に慢性化するだけに,impairment,disabilityのほかに就労や社会的行動が制約され,経済的,心理的な問題なども生じてくる1).そのため長期的な視点で捉えた医学的・心理学的・社会学的な包括的アプローチが継続的,かつ効果的に行われ,障害と疾患とを有しながらも質の高い生活を支援することが求められている.したがって,RAのリハビリテーションは,入院中の薬物療法や観血的療法などへの対応と同様に,退院後の外来指導やホームプログラムが重要となってくる.
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