◆特集 作業療法の治療的アプローチ
社会復帰施設における作業療法士のかかわり
内藤 清
1
,
岡村 宮子
1
,
渡辺 恭一
1
,
鶴見 隆彦
1
,
棚澤 直美
1
1川崎社会復帰医療センター
pp.23-28
発行日 1985年2月15日
Published Date 1985/2/15
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はじめに
社会復帰施設でのケースのかかわりは身体障害のそれのように,各段階での治療,リハビリテーションがモザイク様に組み名わされているのとは異って,医療や治療のルートに結びつけるものから,医療そのものであるDayCare,既に,半自立している人達に対するホステルの活動ないしは,AfterCareまでと,守備範囲は広い。
ここでは,通所部門のデイケア,作業,両方に関連した,特別活動としての日常生活基礎訓練をとり上げた。
又,社会復帰施設で行なわれる活動は,他の医師や看護婦,福祉職,心理職とチームを組んで行なわれるものであるから,作業療法独自のものではない。しかし,問題を作業療法に引き寄せて記述した。
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