Japanese
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特集 新時代の循環器リハビリテーション医療のエビデンス
1 ICUにおけるリハビリテーション医療
Effectiveness and Evidence for Rehabilitation in the Intensive Care Unit
高橋 哲也
1
,
藤原 俊之
2
Tetsuya Takahashi
1
,
Toshiyuki Fujiwara
2
1順天堂大学保健医療学部理学療法学科
2順天堂大学大学院医学研究科リハビリテーション医学
キーワード:
集中治療
,
リハビリテーション医療
,
心臓リハビリテーション
,
早期離床・リハビリテーション加算
,
エビデンス
Keyword:
集中治療
,
リハビリテーション医療
,
心臓リハビリテーション
,
早期離床・リハビリテーション加算
,
エビデンス
pp.278-284
発行日 2023年4月18日
Published Date 2023/4/18
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- 参考文献 Reference
要旨 急性期病院での心臓リハビリテーション医療の変化を概説した.近年,各種ガイドラインでもICUでの急性心不全患者に対するリハビリテーション治療が明記され,心不全治療と並行してリハビリテーション治療を進めることが定着した.それは地域医療構想,早期離床リハビリテーション加算新設の観点から重要であり,今後さらに一般化していくものと思われる.ICUにおけるリハビリテーション医療を考える場合,そのエビデンスはリハビリテーション治療中の有害事象や心事故にとどまらず,退院後の心身機能や社会復帰など,リハビリテーション医療の本質を踏まえた包括的な評価に基づいて判断すべきである.
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