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特集 運動耐容能を考える
8 トレーニングの実際とエビデンス—筋力トレーニング・呼吸筋トレーニング
Training and Evidence : Resistance Training and Respiratory Muscle Training
高橋 哲也
1,2
,
森沢 知之
1
,
齊藤 正和
1
,
北原 エリ子
2
,
藤原 俊之
1,2,3
Tetsuya Takahashi
1,2
,
Tomoyuki Morisawa
1
,
Masakazu Saitoh
1
,
Eriko Kitahara
2
,
Toshiyuki Fujiwara
1,2,3
1順天堂大学保健医療学部理学療法学科
2順天堂大学医学部附属順天堂医院リハビリテーション室
3順天堂大学大学院医学研究科リハビリテーション医学
キーワード:
運動耐容能
,
筋力トレーニング
,
呼吸筋トレーニング
,
実際
,
エビデンス
Keyword:
運動耐容能
,
筋力トレーニング
,
呼吸筋トレーニング
,
実際
,
エビデンス
pp.52-59
発行日 2022年1月18日
Published Date 2022/1/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 運動耐容能の改善を目的としたトレーニングは,有酸素運動が一般的であるが,近年注目されているレジスタンストレーニングおよび呼吸筋トレーニングが運動耐容能に及ぼす影響についてまとめた.レジスタンストレーニングによる運動耐容能の改善効果は,運動耐容能のベースラインが高い若年者では多くは認められず,相対的に運動耐容能のベースラインが低い高齢者ではレジスタンストレーニングによる運動耐容能改善の効果が高い.心疾患患者を対象にした呼吸筋トレーニングでも運動耐容能の改善効果が認められており,レジスタンストレーニングと併せて注目されている.
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