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特集 進化する呼吸器疾患のリハビリテーション医療
4 COVID-19重症肺炎に対するリハビリテーション医療
Rehabilitation Medicine for COVID-19 Severe Pneumonia
尾花 正義
1
,
小磯 寛
1
,
中村 嘉子
1
,
髙橋 忠志
1
Masayoshi Obana
1
,
Hiroshi Koiso
1
,
Yoshiko Nakamura
1
,
Tadashi Takahashi
1
1東京都立荏原病院リハビリテーション科
キーワード:
COVID-19肺炎
,
リハビリテーション医療
,
COVID-19重点医療機関
Keyword:
COVID-19肺炎
,
リハビリテーション医療
,
COVID-19重点医療機関
pp.114-120
発行日 2023年2月18日
Published Date 2023/2/18
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- 参考文献 Reference
要旨 COVID-19重症肺炎は,COVID-19重症度分類の重症に該当し,呼吸不全の状態で,L型とH型に分けられ,それぞれの病型の特徴を考慮した酸素療法などの対処が必要になる.
COVID-19重点医療機関である東京都立荏原病院(以下,当院)では,2021年1月から集中治療室(ICU)に入室する呼吸不全患者が増え,7〜8月に急増した.その後は減少し,2022年12月末時点では,ほぼいない.
当院では,このCOVID-19重症肺炎患者に,呼吸不全の悪化防止・改善や廃用の防止・改善を目的に,腹臥位療法などのリハビリテーション治療を積極的に行い,一定の効果を得た.
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