Japanese
English
特集 臨床現場からの研究発信—観察データをどう活かすか—
5 層別解析と回帰分析—交絡因子を含めた因果関係の証明
Stratified Analysis and Regression Analysis : Proof of Causality Including Confounding Factor
京極 真
1
Makoto Kyougoku
1
1吉備国際大学保健医療福祉学部
キーワード:
観察研究
,
観察データ
,
Mantel-Haenszel検定
,
重回帰分析
Keyword:
観察研究
,
観察データ
,
Mantel-Haenszel検定
,
重回帰分析
pp.1106-1110
発行日 2022年11月18日
Published Date 2022/11/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 本論の目的は,データ分析段階で観察データの交絡因子を制御できる層別解析と回帰分析を概説することである.層別解析は,交絡因子でデータを分けることでその影響を制御し,各層の推定値から全体の推定値を求める.回帰分析は,交絡因子を説明変数に含めることでその影響を制御し,変数間の因果関係を示す推定値を求める方法である.本論では,層別解析ではプール化する方法を,回帰分析では重回帰分析を中心に紹介する.
Copyright © 2022, The Japanese Association of Rehabilitation Medicine. All rights reserved.