扉

　筋強直性ジストロフィーは筋ジストロフィーの中で最も患者数が多く，リハビリテーション医療がかかわる頻度が高い疾患である．さまざまな臓器に障害をきたすため，病態に応じた対応が必要となる．今回の特集では，2020年に「筋強直性ジストロフィー診療ガイドライン」が改訂されたのに伴い，リハビリテーション科医にとって必要な筋強直性ジストロフィーの最新の情報について，多方面の専門家から最新の知見に基づき解説していただいた．本特集がリハビリテーション科医にとっての筋強直性ジストロフィー診療における一助となれば幸いである．

▷ 担当：和田直樹，企画：国内誌編集委員会