特集 事例研究をどううみだすか─事例がもたらす知の可能性
扉
山本 則子
1
,
『看護研究』編集室
1東京大学大学院医学系研究科
pp.405
発行日 2017年8月15日
Published Date 2017/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201411
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研究にエビデンスが求められる流れの中,現場から生まれるさまざまな事例のもつ重要性と,その事例をベースに看護の知を構築していくことをめざす事例研究の価値が,改めて高まりつつあります。本特集では,「事例」とは何かという根本を改めて見つめ直し,看護における事例研究の創出に向けたヒントを探っていきます。
企画にあたっては,かねてより事例研究を重視し,「現場発看護学」を提唱して看護学の新たな知の創生をめざす山本則子氏(東京大学大学院医学系研究科)のご協力を仰ぎ,看護領域はもちろんのこと,医学や社会学などの関連領域からも加わっていただき,多角的な観点から事例研究の意義と展望を広く探究する形で本特集を構成することとしました。
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