Japanese
English
特集 ロボットリハビリテーション治療up date
1 ロボットリハビリテーション治療最前線
Robotic Rehabilitation : State of the Art
越智 光宏
1
,
佐伯 覚
1
Mitsuhiro Ochi
1
,
Satoru Saeki
1
1産業医科大学リハビリテーション医学講座
キーワード:
リハビリテーション治療
,
訓練支援ロボット
,
分類
,
末梢効果器型
,
外骨格型
Keyword:
リハビリテーション治療
,
訓練支援ロボット
,
分類
,
末梢効果器型
,
外骨格型
pp.382-386
発行日 2020年5月18日
Published Date 2020/5/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 高齢社会を背景に訓練支援ロボットの開発は国内外で加速度的に進んでいる.多種多様な訓練支援ロボットを理解するためには,ロボット自体の「構造」と,目的となる「動作」,実際に動かす関節の「運動」に分けて考えるとよい.訓練支援ロボットの特徴は,決まった「動作」を設定した「運動」で,療法士の負担を少なく十分な量を反復して安全に行えることである.理学療法・作業療法と併用しロボットで得られた改善を生かすことが必要である.効果のエビデンスは少しずつ構築されており,併用療法も含め今後の発展が期待できる.臨床に導入していくうえではより適応を広げ,簡便に操作できることが求められている.
Copyright © 2020, The Japanese Association of Rehabilitation Medicine. All rights reserved.