特集 先端医療と病院
リハビリテーション医療における先端医療の動向
蜂須賀 研二
1
1労働者健康福祉機構九州労災病院門司メディカルセンター
キーワード:
訓練支援ロボット
,
歩行支援ロボット
,
介護支援ロボット
,
自立支援ロボット
,
ReoGo
Keyword:
訓練支援ロボット
,
歩行支援ロボット
,
介護支援ロボット
,
自立支援ロボット
,
ReoGo
pp.556-560
発行日 2014年7月1日
Published Date 2014/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102820
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厚生労働省が発表した平成25(2013)年人口動態統計によれば,脳血管疾患の死亡者数は2013年には11.9万人となり,悪性新生物,心疾患,肺炎に次いで第4位になった1).しかし,平成23(2011)年の脳血管疾患による入院患者数推計は17.2万人で上位3疾患を上回り,統合失調症に次いで第2位である2).さらに,介護保険で要介護となった原因疾患の第1位は脳血管疾患である3).すなわち,脳血管疾患は最も入院治療を必要とする疾患で要介護の最大の原因でもある.そのため脳血管疾患患者を含む多くの高齢障害者に対して,十分量のリハビリテーション(以下,リハ)介入を提供できるようにする必要がある.
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